迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

九電,偽装メールに参考文例があった。

九電の経産省への経過報告を見ました。


一般市民を装い、自宅から偽装メールを投稿するように依頼した九電やらせメール問題ですが、ご丁寧にもメッセージとともに参考文例も添付されてたとのこと。開催現地である九州電力佐賀支店発です。信じられないね。やり方がまた「PCの容量の関係でご自宅からメールして」と超コソク!!←会社のPCからだとバレるから、会社のは使わないでね♪ということ。


九電には知人も勤務してるが、申し訳ないけど今回真っ向批判。報告書がPDFでコピーできなかったけど、あんまバカなので一生懸命全文打ったった(笑)


以下が、九電社員がメールやFAXで社内や取引先に送った、「こんな風に投稿してね♪よろしく〜♪」の文章です。とくとご覧あれ。

(例1)将来的には再生エネルギーへ転換していくことが望ましいかも知れませんが、現段階においては、安全対策を講じながら原子力発電を運転していくことが必要であると考えます。そのことが九州経済、ひいては日本の経済維持発展に大きく寄与するものと考えます。日本全体のことを考え、九州を含む西日本が元気を出して、生産や経済を回さなければならない中、電力不足は絶対にあってはならないことです。発電所の安全対策を強化し、徹底した監視のもと、早く(九州の)原子力を再開すべきと強く要求します。


(例2)電力が不足していては、今までのような文化的生活が営めないですし、夏の「熱中症」も大変に心配であります。犠牲になるのは、弱者である子供やお年寄りの方であり、そのような事態を防ぐためにも、原子力の運転再開は絶対に必要であると思います。併せて電力会社の方には、万全な安全対策をくれぐれもお願いします。


(例3)太陽光や風力発電を否定するわけではなく、推進することも必要であると考えております。しかし太陽光や風力発電は天候に大きく左右され、利用率が大変に低いと聞いております。また、火力や原子力発電に比べて大きな面積が必要になるなど、現在の技術面・コスト面から考えますと、補助的な電源にはなっても、代替の電源と成り得ることは到底無理であると思います。よって、当面は原子力発電に頼らざるを得ないと思います。


(例4)科学的データに基づいて、今回の福島原発事故の事象の原因は津波であるとの国からの説明がありました。各電力会社では「緊急安全対策」に加え「シビアアクシデント対策」を実施しているとの新聞報道がありましたが、安全対策については十分に実施されており、発電を再開することついて全く問題はないと思います。国も「発電再開しても問題ない」と示しているにも関わらず、何故発電再開が出来ないのでしょうか。


(例5)テレビにて「夏の電力供給の見通し」の放送があり、電力供給の予備力が3%しかないとのことでありました。もしも、現在稼働中の火力発電所でのトラブルや、全国的な猛暑などが続いた場合は、電力が不足し最悪の場合は停電が懸念されます。東京電力のお客さまは、計画停電の実施により大混乱を招いたと聞いておりますが、そういう事態を招かないためにも、1日も早い原子力発電の再開を強く望んでおります。


(例6)トヨタ自動車の豊田章男社長より、電力不足の広がりに対して「日本での物づくりは、限界を超えた」との記者団への発言がありましたが、電力不足が国内産業(生産)の空洞化に益々拍車をかけることが懸念されます。代替電源が直ちに準備できない現状では、原子力発電の再開は不可欠なものであります。


引用元:九州電力の経産省への報告書→http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0036/3022/notice110714.pdf

内容も安全かどうかが不明で不安な現時点で行き過ぎだし、何しろこの超コソクなやり方。取引先には完全なパワハラ。すんげーせっけー。この文章書いた人(多分佐賀支店の中間管理者層)はオレっち処分されるのぉ?と不安でしょうがないことでしょう。(どうでも良いけど)こんなものをメールすれば問題になるに決まってるじゃん。何で判らないかが親方日の丸まるだし。きっと内部では誰が処分されるのか?今度はうまくやろうねぇ〜くらいしか話題になってないんじゃないかと思うよ。真面目に考えてる九電内諸兄も少数居ると思うが今回、どーしようもない体制だってことがはっきりしたね。


マジでどうかしてるぜ〜 (ブラマヨ風)