迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

映画「マイ・バック・ページ」


台風が来て大雨。土曜なのに何も出来ないので、こういう日は映画の日。何を観ようかな?とスケジュールを観ると、興味ある映画は「ブラック・スワン」「八日目の蝉」「マイ・バック・ページ」の三本。(パイレーツは観客としては興味無いし、アジャストメントはシンガポールで観たし・・・)


で、主演の2人(妻夫木聡、松山ケンイチ)が最近好きなのと、子供の頃の知らない安保闘争の話なので、「マイ・バック・ページ」にした。この映画、1969年頃からの実話に基づくストーリーで、映画評論家の川本さんが週刊誌ジャーナリストだった頃の話。まだ小学生だったけど、TVであさま山荘に立て籠もっているのを観た。何をやっているんだろう?でも何か自分で正義だと信じてるんだろうな、と子供ながらに思ってた。


過激派、安保闘争など良く判らない世代だから興味があった。感想としては、あぁ、こういう時代だったんだ・・・、あの頃の人達のエネルギーは異常に凄かったんだ、あの頃のジャーナリズムって・・・というくらいは状況を知らないオレでも感じられ良かった。結局、何を目指して活動してるのか?は不明なままでしたが・・・。(というか、松山さん演じる活動家もどきの梅山は反吐がでるほど虚言の人なんだけどね。。。誰しもそういう部分あるから、さておき・・・)


結局、一番印象に残ったのは、週刊誌のモデルをした女性と革命家を目指した活動家の、<映画「真夜中のカーボーイ」で泣くダスティン・ホフマンが好きだ>という言葉でした。(真夜中の・・・はすげぇロードムービーだ)


あぁ、だから主人公である妻夫木さん演じる沢田(川本三郎 - Wikipediaさん)が映画評論家になったのか、と現在に繋がった。なるほど。


公式サイト→映画『マイ・バック・ページ』オフィシャルサイト