昨日の日曜日、シンガポール人（華僑）の友達に会いました。一緒の会社に勤めてたカンザスシティでは、8週間ですが、一緒に住んでました。
彼は今42歳です。保険会社に勤めています。外資銀行に勤める奥さんと子供三人の五人家族。家に遊びに行ったら、郊外のコンドミニアムで、プールやテニスコートやカフェまでついた、言うならリゾートホテルです。オレはアンクル・サノと呼ばれました（笑）コンドの値段は東京都内の３LDKと同じくらいかな。
話しててシンガポールの住居の80％が国が建てたマンション（公団の感じ）で15％がコンドミニアム、5％が一戸建てです。一戸建てはまず日本円で億はするそう。 そして彼は住んでるコンドの他にも、何回も売買を繰り返し資産を増やし、数軒コンドを所有しています。3人の子供達にそれぞれコンドを用意してあげてるのです（偉いっ）
不動産バブルはまだ続くようです。コンドミニアムは外国人でも購入可能です。（土地は国からの借地権です）30年ローンが3〜5％程度で借りれ、不動産手数料は1％！、そして売買による収入が非課税！こりゃ不動産買うよね。（だけど一時は値下がりが心配で夜も寝れ無かった、毎日仕事の後夜も勉強してる。気合いが違う！）
二人合わせた円換算の年収はちょっと驚く高額です。（ちょうど2人の年収でマンション買える感じ）二人とも東証一部上場企業の標準的な部長くらいの給料。奥さんの方が高いらしく肩をすぼめてました（笑）
日本語と英語でマネージメントやるの少ないから、是非シンガポール来いとのことです。労働ビザもすぐ取れるからと。ま、それは将来考えるとして、驚いたのは彼は別に特別成功したわけではない、ということです。高校の同級生のクラスメートの中では中くらいとのこと・・・。
プール付きリゾートホテルに住み、BMW（小型の3シリーズで1500万円、日本の倍以上）奥さんと三人の子供、お手伝いさん居て、投資マンション3〜4軒。それで真ん中ぐらいって。凄いね。収入は日本と同じくらいかな〜と思ったけど、全然違う！！
（それが幸せだと言ってるのでなく、どんな生活がしたいか？は個人それぞれの判断ですし、収入に関しても事実を書いているだけです。誤解の無きよう）
日本人はシンガポールを良く知らなくて、なんだ南の島国か位の感覚で、格下に見てる人と思うんだけど、明らかに倍くらい向こうが上です（笑）日本より収入多いのは知ってたけど、ここまで違うか〜と驚きました。（ 注：華僑の友人達の中での真ん中という意味です。）
かって同じ会社に居て帰国時はほぼ文無しだった彼。頑張ったね〜。必ずいつかバブルは弾けるから注意してねと言ったら、当然含んでて即座に動ける体制にあると。準備も怠りません。
そして今後日本はどうなるかねぇ？の話しに。彼曰く（日本に居たし、日本好きである）、まず皆が英語話せるようになること、、、仕事しないおじさんを会社から追い出し若い勉強した人にチャンスをあげること、、、不動産や諸々の売買規制、手数料、税金を緩和すること、、、だそうです。真っ当な意見で参考になります。
とまぁ、俄然勢いあるシンガポール事情でした。
チャンギ空港シンガポール航空ラウンジにて。深夜便で福岡に帰ります！
