迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

シンガポールで思うこと。

シンガポールに来て一週間経過しました。改めて所感を。


何たって人種のるつぼです。中国系を基本にマレー・タイ・ベトナム・バングラディシュ・インド・インドネシアと周辺各国から仕事に来てる人が多数います。そして人種的、階級的格差が明らかです。全員が同じ土俵にたってる日本人(概ね)とはえらい違いです。貧富の差も激しいです。


そんな中で、現在まで日本人はアッパーなクラスだったと思います。相変わらず家電や自動車のMade In Japan人気ですしね。(携帯は韓国だけど)で、この1週間、中心部のOrchardあたりにも数回行きましたが、日本人が少ない。高島屋くらいで見るだけで滅多に会わない。景気のせいか減っている気がします。


そして、今後変化するのは、ここに来る日本人は今までの大手の海外駐在員や高級ホテルに宿泊して観光する、といった高いステータスで来るんじゃなく、労働者レベルで来るであろうと思えることです。他の国々と同じように仕事を求めてシンガポールにやって来るんだと思います。ここに仕事で来れる人(社会常識あって、中国語か英語ができる)はまだ良いと思います。シンガポールは今後も圧倒的にこの東南アジアの中心だからです。できない人はもっと後進の国に行くことになるかもしれません。


かっての勝ち誇っていた日本のオジサン達には耐えがたい状況になると思います。でも、考えてみたらただの小さい島国だし、今までこんだけ良かったからいいよね、とも思います。アジアの人たちと理解し合える(環境・収入が同レベルで共感しやすい)と思えば、それはそれで良いことなんじゃないか、と思ったりします。何十年かぶりに、金持ってないよね・・・の側にグループ分けされる訳です。今までが良かったから、それもアリでしょう。まもなく日本から出稼ぎにやってくる時代になると思います。


いづれにせよ、どんな環境でもへこたれないチカラがより重要になると思います。
ではまた∠( ̄◇ ̄)