迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

グローバル化って、こういうことだね。


暖冬+暴風の苫小牧にきております。防波堤にある現場を見についていったら、すざましかった〜汗

昨日の日経の朝刊です。いよいよ日本企業の本社機能が中国へ移転し始めました。予想より早いスピードです。日本の大手企業の多くがここ数年内に本社機能の一部(もしくは全部!)中国やシンガポールなど、アジア商圏の中心地に移転していくでしょう。
日本企業も概ねグローバル化しないと生きていけない(今までのように日本市場のみでは無理になった)し、そのためにもはや日本企業であれ、日本にいる必要が無くなりつつあるんですよね。それに、中国企業の日本企業買収も加速してるので、もう日本ってどんな会社が数年後にあるか全くわからなくなりました・・・。

つまり、すごく近い将来、会社が中国企業に買収されて突如上司が外国人になったり、営業がうまく出来たりして出世したりすると、日本企業でありながら、日本の支社から上海本社への転属となるわけです。もうすぐそこです。人件費も土地も税金も高い日本に、この現実を乗り越えれるとは思いません・・・。法人税が抜本的に変更されればアジアの人を呼んで日本で運営するってのもアリなんでしょうけれど。もはや遅すぎる・・・と思う。

皆さんのご子息は、どこで働くかまったく予想できない時代になりました。きっと日本の有史以来、始めてじゃないのかな?と思います。日本が日本でなくなり、ご子息方がどこの国で働くのか不明です。中国、インドはかなりの候補地ですね。グローバル化ってこういう事ですよね。日本人としてとっても残念だけど、仕方ない。

なので、英語はもとよりコミュニケーション能力(相手の立場・状況・方向など察知する能力)がより大事な能力になるでしょうね。交渉力も必須です。なので、ご子息をどんどん海外に留学させましょう〜。サバイブするには波にもまれる訓練が必要です。まだ内向きな気がしてならない現在の日本に居たってあんま学ぶものない気がします!!

で、グローバル化は悪いことばっかでもありません。実はとりあえず英語や中国語が出来れば、そして前に進むっていう気概があれば、一般庶民にとっては、学歴やアッパーな育ちに関係ない、空前の”下克上”のチャンスなのだ〜♪♪ 果敢に出て行きましょう〜。