迷わず行こうよ、行けばわかるさ

転職、放浪、介護、何でも経験しなけりゃわからない。まわり道でも行ってみたい。そんな感じの人生です・・・

阿蘇・月見小屋泊 顛末記

阿蘇山の最高峰、高岳(1564m)に何度も登っているうちに、頂上直下の月見ヶ原にある無人小屋、月見小屋に泊まりたいな〜と思ってました。星がたいそう綺麗に見えるであろうということで。


で、美容師ZUNが月に一回の連休どこか泊りに行きたいということになり、そんなら山も登らないといけないけど、星を観ながら酒飲める最高な場所行こう〜と決定。ZUNは山登り初めてだけど、柳川〜久留米間を5時間かけて真冬に歩くなど、体力あり、行動パターンも似てるからこのコースは大丈夫だろうと判断。というわけで、阿蘇火口〜砂千里浜〜中岳〜月見小屋へ。


駐車場から歩いて30分、中岳火口。

阿蘇の火口から砂千里に向かいます。砂千里いい感じです〜。

グランドキャニオンちっく?

ムーン・リバーって感じ・・・このあと登って後ろの稜線を行きます。

稜線に上がり、中間地点の中岳辺りで出発点を見おろす浮浪者風のZUN(笑)

そして月見小屋(1550m、無人)到着。

なんと炭・網持参でBBQ。こんな奴らいない・・・風が出てきたな

なんたって世界一のカルデラ高岳直下でBBQだよ(本来国定公園内なんで禁止か。関係者の方、小屋横のコンクリートで、炭ほかゴミはきちんと後かたずけし、清掃ましたので何卒ご了承ください・・・。)

満腹+焼酎で最高。残念ながら星は曇ってみえず。20時には真っ暗な小屋の中へ。

・・・そしてここから全く予期していなかった恐ろしい夜を体験することになるのです・・・。夕方から風は吹いてたんですが、21時頃から猛烈に吹きだす。突風の音が普通じゃない。間違いなく台風レベル・もしくは台風を超えてる風速50mくらいの感じ。人生で最大の風を体験。ピューピューって音じゃなく、ゴーッ・ゴーッ。・・・歩けば絶対飛ばされる。


夜半には収まるかな、、、と。でも結局朝までずーっとこの状態。小屋はコンクリート製なんで大丈夫なんですが、帰路のパターンを考えると寝てられない。朝方5時、まだ荒れ狂ってる。もはやこのままなら、もう一日ここに滞在するしかないかな・・・。ZUNは何から何まで初めてだし、ちゃんと判断せねば。捜索されて大げさになるのも避けたい・・・。


・・・観光客用駐車場に車泊めてあるけど閉門17時。今日も此処に泊まるとなると、まる2日間も1台置きっぱなし(しかも派出所前)で遭難ではないかと車のナンバーから連絡される可能性あり。いつもは登山届を出すのに今回は登山口で見落とし書いていない。家には無人の月見小屋に泊まると言ってあるけど、連絡取れないと捜索されかねない・・・。


幸い携帯が通じたので、連泊の連絡に備えて電池を使わないようOFFにして電池セーブ。正午の段階で無理なら「2日目突入、心配しないで」の連絡をしようと思った。ZUNにも朝方、「ちょっとピンチ。もう一泊することになるかもなんで、水は計算して飲んで」って。非常食のカロリーメイト8本、水3Lはあったのでとりあえず命の心配はないが・・・大げさな事になりかねない・・・。


8時、スーッと風が弱くなったので出発可能となり・・・、今がチャンスと強風であったものの無事帰路に着けました。手のひら返したように風が落ち着いた。ZUNは初めての登山、初めての山小屋、初めての1500m宿泊。そして暴風!きっと相当恐ろしかったことと思います。テントだったら確実に飛ばされてた。久住も同じ状況だったであろうから、テント泊の人、大丈夫だったかなと心配。
いざ出発・・・

帰りがけ・・・和製グランドキャニオン。

砂につけた足跡。ここは月面か??

最後はハッピー!!すごいよねココ。月の砂漠を・・・はぁるぅばぁるぅと〜

考えてみれば、この時期には要注意と山師匠からも言われてました。去年も富士山6合目で辺りで同じ目にあった・・・。皆さんも注意されてください。秋とはいえ冬装備の心構えで。紅葉の季節、要注意です。
でも、いろいろあって楽しかった。人生と一緒だ。このコースいいです。あぁ鼻水が止まらない・・・
コース(火口〜月見小屋単純往復)

より大きな地図で 砂千里〜高岳 月見小屋 を表示