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迷わず行こうよ、行けばわかるさ

転職、放浪、介護、何でも自分で経験しなけりゃわからない。まわり道でも行ってみたい。そんな感じの人生です・・・

不思議ついでに・・・

えーっと、これは現実のパラレルワールドとは違う不思議感覚の体験なんですが、アチラ側(多分・・・笑)を垣間見てきたお話です。(写真はイメージです)


大学3年の体育の授業、スキューバ選択して伊豆にて夏合宿でした。順調に経過し最終日、ちょっと深めの15mくらいのダイビング。バディ(ダイビングは2人1組です)とともに海底へ。
その日、前夜に消灯後宿舎を抜け出し深夜まで遊んでしまい睡眠不足でした。で、ボケたまま潜ってました。どうもマスク(水中メガネ)が合わず、何回も鼻から息を出してマスク内に侵入してくる水をクリアしてまして・・・。


海底に到着、息は背中に背負ったタンクからレギュレーターと呼ばれるチューブから吸ってるんですが、・・・突然、空気が出なくなり・・・汗・・・


あれ?、入るとき90気圧くらいあったので余裕のはずと思い、空気の残量メーターを確認すると・・・ドーンとレッドゾーン入って、ゼロ。しかも通常は最後の残りの20気圧位のところで一旦止まり、バルブを補助に切り替えるよう安全策を取ってあるんですが、確認したら、もう補助バルブも空いている・・・つまりほんとにもうゼロなんです・・・。バルブ確認を怠り、睡眠不足で空気をガバガバ吸って、マスククリアし続けたからです。


うーん、仕方ないなぁ〜と焦らず妙に冷静でした。で、バディに空気切れの首をきる動作のサインを出し、OK返答のあとバディと交代でバディの空気を吸いながら、水面に向けて上がって行きました。急激に上がると気圧が変化し肺組織を壊すので、ゆっくりと・・・。


で、その時に観たんですよ、、、走馬燈。


それは、映画館に座って観る感じで、スライド上映されました。幼稚園から小学校高学年くらいまでの間の楽しかった映像です。左から右にゆっくりとスライドして行きました。実際に目で観てるのは水中の映像のはずですが、縁取りが水色の海で、中央に大きく黒をバックにしたスクリーン映像でした。1分そこらで3時間くらいのボリュームの全編を観た感じです。あの時点ではその頃が一番楽しかった思い出なんでしょうね。。。
ほんとは息をあんまりしてないので苦しいはずですが、とても楽しく、ほんわりした、やすらか〜な気持ちです。水面に出たらハッと現実に帰り、おー、水面にで出たーっていう感じでした。


それ以来、死ぬことの恐怖感はなくなりました。いざとなれば、安らかな”あの感じ”になるんだと判ったからです。ここからは想像なんですが、多分、人間は生命の危機を感じると脳が勝手に回路を変えてくれます。おそらく同じような心象風景を観るように保護回路を働かせてくれます。素晴らしい脳の機能です。健康体であればそのような対応をしてると思います。


内面は安らかでも、外面はバディによると、数十秒間ですが、苦しそうに見えたとのことでした。なので、仮に私が病気などで非常に苦しい表情になっていたとしても、脳が死の危険を感じていたら、内側の世界は非常に平和で安らぎの世界です。史上最高な映画の上映中です。文献で調べても科学的な根拠は見当たりませんが、”あの感じ”になると確信しています。死んでしまったという意識もきっとないんだろうと思います。大丈夫、ラストは安らかなんです。


しかし、素晴らしい経験でした。めくるめく幸せの嵐でした。ご参考までに。作り話ではないですよ、私の実話です。冷静な対応で空気をくれたバディに感謝してます。


(RUN 膝ダメ。出走危うし)