迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

山のアレコレ 〜テント編〜


今回の北アルプスで後半はテント泊で過ごしました。前半はアルプスがどの程度か初めてでわからなかったこと、縦走(尾根を渡っていく)の日々で、体力の心配もあったので軽めの装備ですむ山小屋泊を選択しました。

後半の劔岳からピークハントだし、様子もつかめてきたのでテント装備に変えました。↑写真は五色ヶ原です。

・・・で、どちらが良いか。

オレ、圧倒的にテント泊が楽しいです。自炊しながら見る夕陽、晴れてれば満天の星空、風と雨を肌で感じることができる。風雨は不安だけど、その分、開放感がすごいのです。もう少し低いところならフライシート(天幕)とシュラフで過ごせるでしょう。もう一段階開放的ですね。満点の星空にウイスキー。至福の瞬間です。満点の星空の場合、また月でも出た場合、明るくてテントの中まで光が透過して一晩中明るいんです。真っ暗にならないんですよ!

で、熟睡して朝は物音でハッという感じで起きます。普通は朝の周りのテントの準備の音。真っ暗な場合は風雨の音。この場合、ちと苦痛(笑)2400mあたりの高地には危険な動物もいないし。

だけどさ、テント担いで山をめぐってると、風の匂いとか雨の匂いとか、なんだか根本的な感覚に戻ることができます。野営の魅力です。

テントについてですが、メジャーな登山メーカーのものなら何でも良いと思います(笑)。軽さで選んだんですが、前室があればよかったなーと思うし、単独だけど2人用を選んだのはザック置きなどで正解だったと思うし。

あと山師匠の助言でラジオは必携とのことで持参。天気情報に加え、音楽も流れたり、携行して大変良かったです。

今からは低山でも涼しく蚊もいない、テント泊の大チャンスです。ガンガン暇見つけて行きたいと思います。ほぼ久住だと思いますが。

是非お勧めしたいテント泊です。