迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

アルプス第一ステージを終えて

写真は天狗の頭から唐松岳方向のトレイルです。こういう道が大好きです。

アルプス第一ステージ、たった2日間の行程でしたが、行動18時間ときつかったです。そしていろいろ解ってきました。

・高地2500〜2900mなんで高山病になる。2日間苦しみました。

・装備が山小屋泊で考えても昼食ほかバーナー、食品、着替え、食事用水などで重い。テント泊は装備増えるので更に重くなるため、短いコースか、もう少し低い山でないと力不足。ランニングがハーフ走れても違う体力。

・アルプスは小屋間の距離が微妙に近いか遠い。さきへ延ばそうとすると二時間半プラス。空身で平地なら良いけど。全てに泊まると良いですが1日3時間の殿様山行になる(爆)

・山は、特にアルプスは壮大な美術館である!!なので雲りや雨では意味がない。休館日に等しい。だから、頂上自体にはほぼ興味なくなった(眺望ある場合は別!)。山頂で記念写真も不要。あの山に登った、という事でなく、素晴らしい景色を観たということ。写真のような天空のトレイルが最高。で、その景色を見るために山に登る必要ありなのです。この先を登るとどんな景色なんだろう?が先に進む気持ちの根源です。

こんな道を歩きたいがため山に行ってんだと判りました。食事に例えるなら、主食がトレイル(山道)、オカズがキレット(崖)だったり雪渓だったり。

誤解を怖れず言うならば、とにかく山でも女性でも鑑賞に値する美しさはそれだけで素晴らしいのです。
・・・そして美しければ美しいほど、必ずトゲがある(笑)