迷わず行こうよ、行けばわかるさ

転職、放浪、介護、何でも経験しなけりゃわからない。まわり道でも行ってみたい。そんな感じの人生です・・・

The Dream Almoust Came True・・・・


先日、59歳の最年長優勝を逃したトムワトソン。めっちゃカッコいい。以下日経BisinessOnlineの特集記事を御紹介したく引用します。(日本国民の妹、他人とは思えない顔立ちの、我らが藍ちゃんの優勝はまた別の機会に。。。)
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全英オープンは4ホールのプレーオフの末、トム・ワトソンがスチュワート・シンクに敗れ、59歳最年長優勝の夢は散った。
大会初日から2位発進したワトソンを眺めながら、人々は昨年の全英オープンを思い出し、53歳(当時)のグレッグ・ノーマンでも勝てなかったのだから59歳のワトソンの体力気力が最後まで持つわけはないと予想していた。だがワトソンは、そんな予想を覆し、72ホール目を単独首位で迎えた。パーを取りさえすれば優勝というところまで健闘した。昨年のノーマンより勝利に近づいた。しかし、最終的にはプレーオフで敗北した。
けれど、実際の勝負は72ホール目ですでに終わっていたのだと思う。プレーオフは4ホールとも最初から最後までボロボロだった。ワトソン自身、「プレーオフは戦いになっていなかった」と振り返った。
あの72ホール目を食い入るように見つめながら、メディアセンターでは諸説が飛び交った。グリーン奥からパターで寄せようとしてピンを2メートルオーバーした第3打を見つめながら「パターを持ったのが間違いだったな」「いやいや、ここはパターで正解だよ」。そして、その2メートルを打ち切れず、パーを逃した様子を見つめながら「これが敗因ということになるだろうな」。

確かに、第3打の寄せか、第4打のパーパットか、どちらかがワトソンにとって最も悔いの残るミスということになるのだろうなと、その時は思えた。しかし、ボロボロに崩れたプレーオフを終えたワトソンは、自らの敗北の決め手になったのは第2打だと言った。「9番アイアンで打つつもりだった。でも8番を持ってしまったら、やっぱり飛び過ぎた。9番で打つべきだった・・・」。

9番で打っていれば、ピンの手前に乗せて無難に2パットのパーでまとめて優勝という筋書き通りのゴルフができていたはず。しかし、どうしてだか8番で打ってしまい、グリーンの奥へ転がり落ちてしまった。あの時、自分の敗北は決まっていたのだ、と。

だからだろう。実質的に敗北が決した後ということになるプレーオフに臨んだワトソンからは優勝できそうな気配が消え失せていた。やっぱり「ガス欠」だったのか? 「そう見えただろう? そう感じてはいなかったんだけど、そう見えたよね。自分では72ホールまでと同じようにやっているつもりだったんだ。だけど体が動かなかった」。

59歳が全英を制するという夢をワトソンも見続け、世界中のファンも見続けた。だが、その夢は残念ながら72ホールで終わってしまい、肉体の衰えが如実に表れた4ホールのプレーオフは、夢から覚めた現実だった。

The dream almost came true. (もう少しで夢が叶った)

全英オープンの過去の優勝者は、かつては65歳まで毎年無条件で出場できていたが、年齢が年齢だけに「出てくるだけで勝負ができない年長者は出場を控えてもらい、若い選手に出場枠を回そう」という意図で、2008年から年齢制限が60歳に引き下げられた。ワトソンはあと6週間で60歳。もしも今年、優勝していたら、向こう10年間の出場権が得られた。が、優勝できなかったため、過去に全英で5勝も挙げているけれど、来年の全英がラストチャンスになる。

「マスターズには、もう出ない。オーガスタは(コースが長くすぎて)もはや勝負ができないからね。でも、全英ならチャンスはある。来年も? もちろん、まだ勝つチャンスはある」

プレーオフで厳しくむなしい現実をあれほど突きつけられても、ワトソンはさらなる挑戦を諦めていない。元々、今年のターンベリーにも彼は勝つ気でやってきていた。「50歳代の選手がキッズたちを相手に優勝争いしたって驚くことは何もないだろう?」と言っていた。
実際、キッズたちを上回り、優勝に王手をかけた。プレーオフは目を伏せたくなるほど悲惨なプレーぶりだったけれど、それでもなおワトソンは英国リンクスへの挑戦をやめない。どうして、そこまで頑張るのだろう。

その答えは、ワトソンが自分の人生の終焉を既に考えているからだ。

「私の人生、私のゴルフ人生、すべてが終わったとき、みんなから『ああ、ワトソンは骨の髄までゴルファーだったね』と言ってもらいたいんだよ」

どこまでもゴルフを愛し、どこまでもゴルファーでいたい。4日間72ホールの間、ターンベリーを包み込んだあの夢は、ワトソンのそんな思いが創り出した幻想だったのだろう。(写真・文:舩越園子=在米ゴルフジャーナリスト)
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「骨の髄までゴルファー」ですよ!!そんな方でも72ホール目の第2打みたいなことが起こるのですね。なぜ8番を持ったのか?パーで上がれば優勝だと思った瞬間、魔がさすとはこういうことでしょうか。素晴らしいゲームでした。ボクらも爪の垢煎じて飲みたいくらいです。あぁ羨ましい・・・。