迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

民泊業務終了~

先週の金曜日、民泊ホスティングのバイトが終了した。会社が顧客(ホスト)増加で業務量が増えて中国語・英語話せる人材確保のため福岡市博多区に引っ越したためだ。実家から博多区までおおむね2時間みておかねばなので、継続断念したんだよね。

もともとインバウンドが年間3000万人越えする状況でホテル不足、民泊の可能性がどうかを知りたかったし、自分の住む田舎でも民泊ありなんじゃないか?と思ってたから勉強がてら兼ねてね。

で、結果からいうと民泊の需要は大きい。しかし現状では国の方針にくわえ管理組合や法律遵守、犯罪防止セキュリティなど問題も多い。国の方針は以下だね↓

 
 自民党は国土交通部会などの会合で、住宅に旅行者を有料で泊める民泊を解禁するための住宅宿泊事業法案(民泊新法)を了承した。民泊を普及させ訪日観光客拡大を狙うものだが、営業日数について年間180日を上限とし、自治体が条例で日数を制限できるようにする内容で決着。法案の見直し規定も施行後5年から3年に短縮し、自民党を支持する旅館・ホテル業界に配慮した。


民泊新法↓

min-paku.biz



田舎の民泊はどうか?というと個人で検索した結果からいうと東京・京都・大阪など都市部では稼働してると思うけど、地元田舎では厳しい現状がわかる。(*Airbnbのリスティングでカレンダーを見ると空室状況がわかります。)田舎の部屋はインバウンドや日本人出張者の需要がなく、空室が多い。うーん、宿泊が必要な観光コンテンツ(見て回るのに2~3日かかるとか)がないと厳しいよね。地元の民泊は→柳川で泊まれるバケーションレンタル、貸別荘&レンタルコンドミニアムのベスト20


というわけで田舎の民泊がちょっと?な状況。なので、また1年前の状況に戻りました。こんな感じ。

earthtrekker.hatenablog.com

 

で、さっそく昨日、1件業務委託の地域の仕事があったので話を聞きに福岡に行った。場所を聞いて予想はしてたけど以前勤務してたとこのテナントオーナーのビル。ホテルもここの系統だから知り合いも多い。誰かに会うかも~と思ってたら、話を聞きに会社を訪問するドアを探してたら、目の前に知人が・・・「何しよ~と?」って爆。やっぱりなと思った。会社で仕事の聞いた後に電話連絡してコーヒーをご馳走になりました。(Iさん、ありがとうございます)その後もホテル時代の人(25年前)とランチしたりして、何しにいったんだろ?って感じです。業務委託の仕事は検討中です。少しほっておかないと熱でえーい申し込んじゃえ!ってなるから(笑)

相変わらずですね。今日はオヤジの”かっくん膝”(突然膝が抜けたようになりパタと倒れる)の診療で病院です。ふ~ 頑張ってこ。


太陽神

今日の月。すげーなー 周りが見渡せるほどめっちゃ明るい。これってとんでもない距離(1億5000万キロ)からの太陽光で光ってるわけで、その反射が38万キロ離れた地球まで届いて、しかも地球の周りまで明るく照らしてるんだよねー。なんつー光量。すごすぎ。

神の概念はよくわからんけど、間違いなく太陽は神だ。太陽神なのは間違いないっしょ。太陽の消滅は全ての終焉。

お天道さまって呼んでたけど、まさに・・・。久しぶりに改めて思った。



関連↓

earthtrekker.hatenablog.com

「苦海浄土」

新装版 苦海浄土 (講談社文庫)

新装版 苦海浄土 (講談社文庫)

 

 TV番組で本の紹介をしてた。オレ等が生まれた頃に起こった公害(水俣病)を題材にした本で、当時は世間をにぎわしていた。ルポみたいな本かなぁと思ったけど知りたいなと思いKndleで購入。

最初のページからもう描写がすごくって田舎の町の風景が迫ってきた。こういう風に表現できるんだなぁとおもいつつ読みすすむと、、。

すぐに強烈な話に展開していくのだけれど、この作品、とてもオレなんかじゃ表現できないので高橋源一郎さんの批評の一部を紹介。

「苦海浄土」は悲惨なものを書いているのに美しい。ドキュメンタリーだと、「悲惨だね」となってしまうでしょう。そうならないのが文学なんです。文学は肯定的なもので、99%が闇でも、1%の光を求める。つまり「何があっても生きる」とするものなのです。この世界には、弱いけれども確かな声がここかしこにあるはずです。それは、地方の言葉なのかもしれません。あるいは、子供や老人や病者の言葉なのかもしれません。そういった聞き取りにくい言葉を、聞き取る努力、能力こそが、今一番必要とされているかもしれません。

 熊本や天草や九州の人はこの本の方言がより響くと思う。おすすめです。久しぶりに本らしい本を読みました。